白髪を黒くする!ビワ葉エキス配合の育毛剤で薄毛と白髪を改善できる
白髪を黒くするビワの効能効果とは?
ビワ葉、中国の南西部を原産とするバラ科の常緑高木で、生食はもちろん、缶詰にしたり、ジャムにしたりして食べられるほか、観賞用としても楽しまれています。
実は、ビワには「ビワの木がある家には病人が出る」という迷信があります。
この迷信にはお釈迦さまが絡んでいます。
かつて、病気に悩まされている人がいると、お釈迦様はビワを植えるように指導しました。
というのも、ビワの実を食べると、咳を抑えたり、吐き気を鎮めたりする効果があるからです。
また、ビワの葉を焼酎などにつけたエキスには、咳や吐き気を抑えるだけでなく、胃炎や胃のムカムカを鎮めたり、下痢を緩和したりする効果もあるということです。
そのため、病気になった人がビワの生えている家を訪れ、ビワの実や葉っぱを分けてもらうようになったのです。
これを見た人が、ビワの生えている家には病人が出ると勘違いしたという訳なのです。
東洋医学の世界では、古くからビワは民間療法に用いられてきました。
ビワの葉は「琵琶葉(びわよう)」と言われ、ビワの実は「琵琶核(びわかく)」と呼ばれ、生薬として用いられています。
ある民族はビワの種を薬として用いており、健康寿命が非常に長いという研究結果もあるそうです。
東洋医学でも、ビワの葉を用いてお灸を据えるという治療法があります。
ビワ葉エキスの育毛と白髪を黒くするメカニズム
ビワの葉がなぜ薄毛と白髪の予防に効果的かを知るためには、まず、薄毛になる仕組みを知っておく必要があります。
髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル」と呼んでいますが、薄毛になる人のすべてにヘアサイクルの乱れがみられます。
ヘアサイクルは、髪の毛の「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」…といった具合にサイクルしています。
ヘアサイクルの周期は、一般的に4年から6年と言われており、髪の毛1本1本ごとに異なっています。
そのため、髪の毛が一斉に抜けおちるようなことがないわけです。
このヘアサイクルの周期が何らかの原因で乱れると、髪の毛の成長期が短縮され、退行期が早く訪れることとなります。
退行期を誘発するリスクファクターのことを、「退行期誘発因子」と呼んでいますが、退行期誘発因子の1つに、「FGF-5」と呼ばれるたんぱく質の一種があります。
ビワ葉エキスには、このFGF-5の働きを抑制し、髪の毛の成長を促すタンパク質である「FGF-7」の産生を促す働きがあるのです。
そのため、薄毛の改善に効力を発揮するのです。
また、ビワ葉エキスを配合した育毛剤には、血行を促進したり、頭皮環境を整えたりする働きがあります。
そのため、白髪の予防効果も期待できるのです。