女性向け育毛剤の効果と上手な選び方
女性向け育毛剤は毛生え薬ではありません
一昔前までは育毛剤と言えば男性向け商品がほとんどでしたが、最近は女性向けの育毛剤も沢山発売されるようになりました。
育毛剤の数は多くなったものの、まだまだ育毛剤を使用している方は少なく使用率は薄毛や抜け毛の悩みを抱えている方でも30%程度。育毛剤と聞くと「髪が薄くなってから」というイメージが強く「育毛剤はまだ私には早い」と思っている方が沢山いるようです。
多くの方が「育毛剤=毛生え薬」というイメージがあるようですが実は女性向けの育毛剤はまだ髪が薄くなくても、ハリ・コシの低下、白髪など加齢による髪の衰えが気になったらぜひ使って頂きたいアイテムの1つ。
髪の老化の原因は頭皮の衰えです。頭皮の衰えは止める事は出来ませんが、お肌同様日々のケアで進行を遅らせることは出来ます。
50代60代でツヤ・透明感のある肌をキープされている方が沢山いるように、髪も頭皮のケア次第で若々しい状態を保つことは出来るのです。
そして頭皮のエイジングケアで最も大切なのが保湿と栄養補給。女性向け育毛剤でこの保湿と栄養補給を行うことで、薄毛や抜け毛といった効果だけではなく頭皮が若返り、髪のハリやコシ、ツヤがアップするのです。
女性向け育毛剤に大切な2種類の機能
沢山発売されている女性向け育毛剤の中から自分にあったものを選ぶのは大変ですが、2つのポイントを押さえておけば簡単に効果の高い育毛剤を選ぶことが出来ます。
まずは育毛・発毛に効果的な成分が有効濃度配合されているかどうかです。これは医薬部外品の育毛剤を選べばまず間違いはありません。
医薬部外品の記事は以前にも書きましたが(過去の記事はこちら)医薬部外品は厚生労働省が効能効果を認めた育毛剤。
もちろん医薬部外品以外でも効果の高い育毛剤や頭皮用エッセンスはありますが、育毛、発毛効果のある成分が有効濃度配合されているかどうかを素人が見極めるのは難しいので国が効果を認めた医薬部外品の育毛剤を選んでおけば間違いはありません。
もう一つは頭皮を美しく保つスキンケア成分が配合されているかどうか。スキンケア成分とは化粧水や美容液、クリームなどに使用され美肌効果が実証された成分。
具体的にはプラセンタやヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンC、セラミド、フラーレンなどスキンケアアイテムでなじみがある成分です。
頭皮も肌も1枚で繋がった同じ皮膚で基本的な構造は同じ。スキンケアで効果が実証されている成分であれば頭皮にも効果的です。
美肌成分が頭皮の老化を防ぎハリ、コシ、ツヤのある美しい髪を育むことのできる頭皮に導いてくれます。
女性向けの育毛剤を選ぶときには医薬部外品である事とスキンケア成分が配合されている物を選んでみてください。