抜け毛の本数は何本になると薄毛になる?

抜け毛の本数とヘアサイクルについて

髪の毛を洗ったときに、排水溝に詰まる抜け毛を見ると、心配な気持ちになることがあると思います。

では、抜け毛の本数はどれくらいであれば、心配しなくていいのでしょうか。

それについて解説する前に、ヘアサイクルについて知っておきましょう。

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのことを意味します。

ヘアサイクルは、髪の毛の「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」…という風にサイクルし、健全な人の場合、4年から6年周期で髪の毛が生え換わることとなっています。

ヘアサイクルは髪の毛1本1本について異なっているため、一斉に髪の毛が抜けてしまうようなことはありません。

日々、少しずつ生え換わっているのです。

健康な人の場合、髪の毛が抜けおちた毛穴からは、すでに新しい髪の毛が生えてきています。

と言うより、新しい髪の毛に押し出されるようにして古い髪の毛が抜けおちる、といった方が正確かも知れません。

人間の頭髪はおよそ100万本あるとされていますが、1日に50本から100本の抜け毛であれば、特に心配する必要はありません。

季節によっては、200本近く抜けることもあります。

ただ、抜けおちた髪の毛が細かったり、短かったりした場合は要注意です。

ヘアサイクルに乱れが請じている可能性があります。

 

薄毛になる原因と予防法

 薄毛になる最大の原因は、ヘアサイクルに乱れが生じることです。

ヘアサイクルに乱れが生じるリスクファクター(危険因子)としては、遺伝や生活習慣、運動習慣や食習慣、タバコやアルコール、頭皮へのダメージなど、さまざまなことがあげられています。

これらのリスクファクターによって、髪の毛の成長期が短縮されると、髪の毛の退行期が早く訪れることとなります。

そうなると、髪の毛が成長しきらないうちに抜けてしまうこととなるのです。

退行期が早く訪れた毛穴には、まだ新しい髪の毛が育ってきていません。

そのようか毛穴が増えることによって、徐々に薄毛が進行してしまうのです。

男性に見られる薄毛(男性型脱毛症)は、遺伝が原因だと考えられていますが、実際に遺伝が原因で薄毛になる人は、全体の4分の1程度だということです。

男性の4人に3人は、遺伝以外の要因で薄毛になる可能性が高くなるということです。

そのため、生活習慣や食習慣などを見直すことが重要となるのです。

また、女性の場合はヘアカラーやパーマといった頭皮へのダメージによって、粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)や、脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)になるリスクが高くなります。

あと、過度なダイエットによる栄養不足によって、瀰漫性脱毛症(びまんせいだつもうしょう)を発症することもあります。

薄毛が気になってきたら、生活習慣などを見直すようにしましょう。

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