精神的ストレスによる抜け毛と抜毛症

ストレスによる抜け毛

「無くて七癖」と言われるほど、人にはそれぞれ癖があるものです。

緊張すると頭を掻くなど、癖があるから精神的に問題があるというものではありません。

しかし、止めたいのに止められず、癖だったはずが心の病に近い症状になる場合があります。

髪の毛を抜いてしまう癖がその一つです。

「抜け毛」と「抜毛症」

仕事や人間関係、睡眠不足などによって精神的ストレスを抱えていると、ホルモンバランスを崩しヘアサイクルの乱れを起こします。

これによって、頭皮や毛母細胞に影響を及ぼし抜け毛の原因となることが有ります。

通常の抜け毛は、日常生活を見直し十分な睡眠と適度な運動でストレスを解消して、バランスの良い食事で抜け毛予防が可能になります。

しかし、「抜毛症」は精神的ストレスでうつうつとしている時に、たまたま髪の毛を1本抜いたら、気持ちがスッとしたことから始まります。

当初は悪いことであるとは気付きません。

たくさんある髪の毛の1・2本抜いたところで変わりなく、数本ならばまだ「癖」の範囲ですむでしょう。

しかし、毎日何十本も髪の毛を抜いていると頭皮や毛穴は傷つき、いつしか毛が生えなくなってしまいます。

若い女性に多い「抜毛症」

髪の毛が生えなくなるほど抜き続けている状態は、すでに癖ではなく「精神的症状」になります。

髪を抜いていることを家族や周りにも知られないように、外出しなくなったり、ウィッグを利用する人もいます。

20代までの若い女性の発症が男性の約9倍にあたり、本人が両親の第一子であるケースが多いことが分かっています。

止められない「抜毛症」の治し方

心理的ストレスが強くなって、抜く直前の不安感が高まった時に抜くと気持ちが楽になる、

この行為がエスカレートしていくのは「強迫性神経症」に似ています。

日常生活にも問題を抱えるようになると、自分で治すことは困難になります。

精神的ストレスから起こった症状は、脳内環境を改善する薬物療法と心理的問題には心理療法が必要になります。

また、毛が生えない状況はすでに頭皮に炎症を起こしている場合があるので、皮膚科での治療も必要になるでしょう。

1~2本抜くのは心配無用の癖レベル、無意識に10分以上抜き続けるようならば、出来るだけ早く心の病の専門家(精神科)を受診しましょう。

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